◆Gandhara

プロローグ

 

◆本編

金角銀角01

金角銀角02 

金角銀角03 up

 

 

◆番外編

01:出立前夜

02:出立直後

03:皇帝決意 

 

 

 

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金角銀角02

 

悟空は偽葫蘆を天高く投げました。一生懸命サイコキネシスを使い、

ゆっくりと落とすように調整します。

 

葫蘆

 

 

闇の空

 

 

その時、まるで世界のすべてがなくなったように、

何もかもが闇に包まれました。

 

 

一瞬の沈黙の後、精細鬼と伶俐虫は大騒ぎ。

(おい!真っ暗だぞ! 本当に天を吸い込みやがった!)

 

 

これはもちろんトリック。天界のなた太子↓の取り計らいで、

真武君から借りた『黒旗』を北天門から南天門に向けて

振り下ろしたのです。

なた太子

 

 

偽道士:「ど、どうじゃ。お前たちの宝と交換してやろうか。

      私はこのようなもの他にもあるでな…(ドキドキ)。」

ふたり:「それは、是非に!!」

 

 

頃合いを見て悟空は『天よ戻れ!』と合図を送り、

なた太子は黒旗を収め、周辺はもとの景色に戻りました。

本物の宝を手に入れた悟空は、

長居は無用と適当に挨拶をして先を急ぎます。

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